2022年8月30日(火)〜9月3日(土)
ある日、僕は考えた。
「人間とは、日記帳のようなものだ」
目に映る映像は、様々な言葉、記憶、思いと混ざり合い、溶け合い、積み重なる。
その時、どう思っているか。
常に思い返したくなる記憶か、二度と思い出したくないトラウマか。
みんな、同じように見ていない。同じように見えていない。
それを表現できないか。
イメージはぶれて、重なり合って、飾りがついて。
しかもあらゆる言葉までがまとわりついている。
形をなしているとは限らない。
変なもので、
私だけのもので、
あなただけのもの。
Atsuo Yokoyama
農家に生まれ、自然や生き物に囲まれて育つ。
30代でアーティストとしての活動を開始し、自ら作品を発信するようになった。
絵画を主とし、時折コラージュや転写技法を用いて「世界」を表現する。
世の中にあまり溶け込めない僕にとって、アートの中に「世界」を描くことが自分の救いになっている。
僕にとってアート作品は「言語」であり、「思考プロセス」であり「実験と挑戦」であり「悩み」でもあり「鍵」でもある。
アートを観て、その世界に思いをはせている間は、現実世界で起きる様々な理不尽を忘れられるような気がする。
アートの「世界」は自由だ。
主な個展/出展履歴
2019.11.26 - 2019.11.28 DESIGN FESTA GALLERY at EAST 304 「顔面博物館」
2020.8.15 - 2020.8.17DESIGN FESTA GALLERY [WEST 2-D] 「~我々はお前を見ている~」
Focus art Fair London 2021 出展
2022.2.11 - 2022.2.17 スペースK代官山 「純粋経験」
その他複数のグループ展に出展実績あり。